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映画『イージー・ライダー』とステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」


ステッペンウルフと「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」


ステッペンウルフって、1967年にカナダで結成されたロックバンドなんだよ。その後アメリカを拠点に活動してて、名前はドイツの作家ヘルマン・ヘッセの小説『荒野の狼(Steppenwolf)』から取ったんだって。名前からしてなんか自由と反骨精神を感じるよね。


このバンドの音楽は、ハードロックとかブルースロックが基調で、当時の音楽シーンにすごく影響を与えたんだ。特にね、映画『イージー・ライダー』(1969年)で使われた「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド(Born to Be Wild)」は彼らの代表曲で、ロック史に残る名曲なんだよ。


 映画『イージー・ライダー』と「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」


「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」って、あの『イージー・ライダー』って映画の象徴的なシーンで流れるんだけど、それがきっかけでめちゃくちゃ有名になったんだ。この映画、アメリカの若者文化とか自由への憧れ、社会への反発を描いてるんだけど、ステッペンウルフの音楽とそのテーマがピッタリ合ってるんだよね。


映画の中で、バイクに乗って広大な荒野を走る主人公たちのシーンと、「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」の力強いリフとかジョン・ケイの声が重なる瞬間があるの。それがもう、本当にロックと自由の象徴って感じで、グッとくるんだよね。「Heavy Metal Thunder」ってフレーズも出てきて、これがヘヴィメタルっていうジャンルの語源の一つって言われてるんだ。


 自由と反逆の象徴としての「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」


この曲って、ただのロックソングじゃないんだよ。メッセージには、社会のルールとか束縛からの解放、自分の道を切り開くぞっていう強い意思が込められてるの。歌詞もシンプルだけど、バイクで風を切る感覚が鮮やかに描かれてて、聴くとその世界に引き込まれる感じ。


例えばね、冒頭の「Get your motor runnin'」ってところから、もうエンジン音が聞こえてきそうじゃない?この曲は単なる音楽じゃなくて、人生の冒険とか挑戦への扉を開くみたいな宣言なんだよ。だから、映画の文脈を離れても多くの人に響いてるんだと思う。


 ロック史における革新性


「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」がロック史で特に注目されるのは、その革新性だよね。当時の音楽シーンで、この曲のギターリフの重厚感とかエネルギッシュな雰囲気は本当に新鮮だったんだって。それに、多くのミュージシャンに影響を与えたし、歌詞に「ヘヴィメタル」って初めて登場したのもこの曲。


ジョン・ケイの歌声も特徴的で、あの低音が曲の力強さをさらに引き立ててるんだよね。あと、メロディラインもシンプルで耳に残りやすいし、何回聴いても飽きない普遍的な魅力があると思う。


 個人的な感想


私が初めて「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」を聴いたとき、衝撃的だったのを今でも覚えてる。イントロのギターリフが流れた瞬間、胸の奥から湧き上がる高揚感っていうの?本当に音楽の力ってすごいなって感じたんだ。


映画『イージー・ライダー』のあのシーン、広大な荒野をバイクで走り抜ける場面を思い浮かべると、自由の風が自分にも吹き抜けるみたいな気分になるよね。自分もその一部になったみたいな感覚になるの、わかる?


この曲って、時代を超えて愛され続けてるけど、それってやっぱりテーマが普遍的だからなんだと思う。自由への憧れとか冒険心、自分を解放したいって気持ちは、どの時代の人も共感するよね。


ステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」って、ただの楽曲じゃなくて、ロックの精神そのものを象徴してるんだよ。『イージー・ライダー』で使われたことで世代を超えて受け継がれるアンセムになったし、自由と冒険、反骨精神を体現した曲だよね。この先もきっと多くの人に刺激を与え続けると思うよ。


「Old Rock'n Roll」とは、1950年代から1960年代にかけてのロックンロール音楽を指す言葉です。




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